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礼文島・・・花の浮島(2010.6.19-21)

部屋からの朝日

憧れの花の島「礼文島」、二泊三日の駆け足で歩いてきました。


ANAのマイレージの使用期限が迫ってきたので、どこに行くかあれこれ思案しましたが、土日に加えて月曜の休みが取れることになったので、花シーズンに入った礼文島を訪れることにしました。羽田⇔稚内の飛行機を使うと時間の関係で実質的な行動時間は中一日しか取れません。勿体無いような気もしますが、その「中一日」を最大限充実したプランにすることで納得することにしました。そうです、「8時間コース」にチャレンジすることにしました。

*もし金曜の夜の便で札幌まで入れるようでしたら、夜行の都市間バスで土曜の早朝に稚内に着きますので、始発のフェリーで礼文島に渡れます。そうすれば実質二日の行動時間を確保することが出来ます。
<同行者> ポチ

<目的>  沢山のお花を見ること&美味しいものを食べること

<宿>   民宿スコトン岬 に連泊
         

<行程>  6月19日(土):羽田12:15(ANA573便)→稚内14:05-15:25(フェリー)→香深17:20

        6月20日(日):スコトン岬7:00→ゴロタ山8:00-05→鉄府9:05-20→澄海岬9:50-10:00→西上泊分岐10:22→
                 アナマ岩13:00-06→宇遠内13:40-14:15→林道出合15:30-15:35→香深井16:00

        6月21日(月):香深8:45(フェリー)→稚内10:40-12:05(ANA572便)→羽田14:00

羽田発の稚内便は一日2便しかなく、9:45発の便に乗ってもフェリーの連絡の関係で礼文島香深港に着くのは17:20になってしまうので、午後発の便で今流行の「空弁」を食べながらゆっくり行くことにしました。

空から利尻富士  稚内港フェリー

機長から左手洋上に利尻富士が見えますとの案内があり、慌ててカメラを取り出しシャッターをおしました。
天気も上々のようです。稚内空港からは定期バスで稚内港フェリーターミナルに移動、ハートランドフェリーで礼文島に渡ります。べた凪状態で静かな航海です。

フェリーからの利尻富士  香深港

左舷に利尻富士が見えてきました。さすがに洋上の1721m峰はまさに「そそりたつ」と言う表現がピッタリです。約2時間の航海でフェリーは礼文島の表玄関の香深港に接岸しました。港では名物である「桃岩荘ユースホステル」スタッフによる旗振り出向かえが行われており、一斉に「お帰りなさ~い!」と歓迎の声が上がります。
港まで民宿の車が迎えに来てくれており、宿まで送ってくれます。今回の宿は「民宿 スコトン岬」でスコトン岬の突端の崖下にあるという、びっくりのロケーションです。「崖の下に家がありますので、石を投げないで下さい」との看板が出ているくらいですから、本当に驚きです。

民宿外観  民宿夕飯1

ウニ・カニ・エビ・イクラ・イカ・ホッケetc.etc.今回の目的の一つ「美味しいもの」で一杯の夕飯に舌鼓を打ちます。ビールの冷やし加減も最高でした。お腹が一杯になったところで部屋に戻って、サッカーW杯日本vsオランダ戦を観戦しました。飛行機に乗って、船に乗って、美味しいものを食べて、サッカーで興奮して、最高に楽しい一日でした。

部屋からの朝日  民宿朝食

部屋の窓から日の出を拝むことが出来ました。しっかり朝食を摂って「愛とロマンの8時間コース」に挑戦です。
私がどうしてもこのコースを歩きたいと思ったきっかけは「心くん」さんのHPを見たことでした。


朝日は見ることが出来ましたが、出発準備をしているうちにガスに包まれてしまいました。この時期の礼文島は沖合いで対馬海流とリマン海流がぶつかるため、海霧が発生するするのですが、「陽が高く昇ったら晴れますよ」との宿のスタッフの言葉を信じて出発しました。

8時間コーススタート  ポチとスコトン岬

歩き始めるとすぐにお花畑が始まります。ミヤマオダマキとネムロシオガマの登場です。

早速オダマキ  早速ネムロシオガマ

大きなレブンシオガマ
ヨツバシオガマですが、とにかく大きいです。レブンシオガマと別名で呼ばれているようです。

レブンシオガマ2
ガスが中々晴れず、合羽の上だけ着て歩きます。センダイハギを初めて見ました。

ガスの中を歩く  センダイハギ1

一時間でゴロタ山(海抜180m)に到着です。本来なら絶景ポイントで利尻富士も見ることが出来るのですが今日はガスで何も見えません。バイケイソウが立派です。

ゴロタ岬  バイケイソウ

鉄府の集落に向けて長い階段を降ります。ヒロハクサフジでしょうか?
階段を降る  オヤマノエンドウ?

エゾカンゾウの黄色も目立ちます。鉄府集落を目指して海岸線に出ました。いくらか明るくなってきました。
エゾカンゾウ  海岸線を歩く

海に出てくるとお目当てはハマナシ、有りました!
ハマナシ1  ハマナシ2

鉄府からはまた昇り返します。ここもお花が見事です。
歩く  

ミヤマオダマキ
ミヤマオダマキ

立派なチシマフウロ
チシマフウロ

チシマゲンゲ
チシマゲンゲ

美しいセンダイハギ
センダイハギ

ハクサンチドリ
ハクサンチドリ



リシリマンテナ  レブンシオガマの大株
リシリマンテナ?                            レブンシオガマ

イワベンケイ  大きなハクサンチドリ
イワベンケイ                              ハクサンチドリ

何の花?  立派なゴゼンタチバナ
クルマバソウ                              ゴゼンタチバナ

ツマトリソウ  可憐なマイヅルソウ
ツマトリソウ                              マイヅルソウ

また西上泊を目指して下降します。すっかり霧も晴れ温かくなってきました。
スカイ岬へ
トイレや土産物屋もあり、観光バスも入ってきます。ここから先は車が入れず、船だけが足となります。

西上泊分岐から先は草原状ののんびりしたコースとなり、やがて林間へと入って行きます。

草原を歩く  草原を歩く2

ほとんど歩いている人はおらず、静かな山歩きです。
砂すべりのガレ場を注意して降るとアナマ海岸に出ます。

アナマ岩  海沿いの崖を歩く

ここからは波に注意しながら岩伝いに宇遠内を目指します。

滝  宇遠内

小滝を過ぎるともう宇遠内です。ここには綺麗なバイオトイレと売店があります。
携帯が通じないため、売店で電話を借りて民宿に連絡を入れ、迎えの車の待合わせ場所と時間を確認しました。タクシー・定期バスが少なく、民宿スコトン岬のこうしたサービスは本当に有りがたいです。ここで遅めの昼食を摂り、ラストスパートで終点の香深井のバス停を目指します。
海岸から林道まで、かなりな上りが続きますが、ここでも沢山のお花に癒されます。

ヒオウギアヤメ  白花のオダマキ
ヒオウギアヤメ                             白花のオダマキ

タカネバラ  オオタカネバラ
オオタカネバラ                             同左

ナナカマド  タケシマラン
ナナカマド                               ナルコユリ

16:00やっとゴールの香深井のバス停に着きました。休憩を含めちょうど9時間の長丁場でしたが、想像以上の沢山の花々に出合いことが出来、充実した一日となりました。ご褒美に香深井漁港の向こうから利尻富士が笑顔を振りまいてくれています。

香深井からの利尻富士

迎えの宿の車にピックアップしてもらい、スコトン岬に戻る途中、「取って置きのの場所にご案内しましょうか」と寄り道をしてくれました。




そこにあったのは・・・・・・

じゃーん!!


アツモリソウ1


アツモリソウ2


アツモリソウです。

もう少し早い時期に行ければ礼文島固有のレブンアツモリソウに会えたのにと始めから諦めていましたが、固有種ではないものの、アツモリソウの自生株に会えて大感激です。有難うございます。


まさに「花旅」となりました。種類が多いこと、そして大きく立派なこと、想像を遥かに超えるお花畑です。

「花」良し、「宿」良し、礼文島は 最高 です。


花の同定は結構難しいですね。間違いがございましたらご指摘下さい。

<追加>

今回フィールドで会えなかった花が香深港の花壇にありました。

港の花壇  港の花壇2
レブンウスユキソウ                        チシマキンレイカ














































                
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横浜生まれで現在は柏の住民です。
野球はドラゴンズ、サッカーはレイソルを熱烈に応援しています。
妻のポチと楽しく山を歩いています。

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