唐松・五竜(2015.7.31-8.1) その2

夕べは結構蒸し暑く、部屋が混んでオイルサーディン状態もあって、寝不足気味です。
当初の予定では3:20起床、4:00行動開始で五竜山頂でご来光を拝む予定でしたが、予定を変更して今日は遠見尾根を下山することにしたので、少しゆっくりすることにしました。
二日目(五竜山荘→五竜岳→五竜山荘→アルプス平)
2015年8月1日(土) 晴れ
<行程>
五竜山荘(4:47)→五竜岳山頂(5:52-6:12)→五竜山荘(6:57-7:18)→西遠見山(8:20-8:25)→大遠見山(9:01-9:06)→中遠見山(9:49)→小遠見山巻道合流点(10:19-10:35)→地蔵の頭(11:31)→アルプス平(11:45)
<ルート図>
4:00起床、自炊室で「ランチパック」とプチトマトと紅茶で朝食を摂り、4:47に行動開始。
ザックは小屋にデポし、カメラとペットボトルだけ持って身軽にスタート。 ヘッ電も不要です。
歩き始めて10分で、頚城山塊の右手から太陽が昇ってきました。

五竜岳山頂も朝日に輝いています。

雲海に浮かぶ富士山と八ヶ岳

雲海を従え輝く遠見尾根

秋の訪れを告げるトウヤクリンドウを早くも見つけました。

岩場を通過、あとはザレた登山道を山頂目指して進むだけ。

念願の山頂まであと僅かです。

剱岳をバックに山頂写真、登ってきた甲斐がありました。 今日も素晴らしい天気です。

2007年8月の山頂、真っ白でした。

山頂から
立山 剱岳

薬師岳 立山

黒部五郎岳 北ノ俣岳 薬師岳

鹿島槍北峰 鹿島槍南峰 穂高 槍ヶ岳

白馬岳
旭岳 唐松岳

山頂にて20分ほどまったりして、下山を開始。
キレット小屋への登山道の分岐点、後ろ髪を引かれながら、来た道を戻ります。


信州側は雲海に覆われています。 雲海の奥は頚城山塊(左から焼山、火打、妙高、高妻)

ゆっくり2:10かけて山頂を往復、小屋に戻って来ました。

小屋で20分ほど休んで、最終下山を開始。
白岳からアルプス平まで、およそ1000mの降下です。
西遠見山までは鎖場が数か所あり、慎重に下ります。

五竜岳ともお別れです。

標高2268mの西遠見山、山頂標識はありません。
ここまで350m下ってきました。

大遠見山、登山道は山頂の下を通過。

そろそろ雲の高度に近づいてきました。

中遠見山(標高2037m)

中遠見からの鹿島槍は北峰と南峰が重なって、見慣れた双耳峰とは異なった姿を見せています。

小遠見山(標高2007m)
ここは男らしく即決、迷うことなく巻道を行きます。

いよいよ最後のピーク、地蔵の頭が見えて来ました。
下山後のキンキンに冷えたコーラの一気飲みを楽しみに、ラストスパート。

アルプス平からテレキャビンでワープ。

<本日のデータ>
行動時間 | 6時間58分 |
歩行距離 | 8,5km |
最大標高差 | 1,181m |
獲得標高 | 上り 478m |
下り 1,288m |
好天に恵まれ、8年前のリベンジを果たすことが出来ました。
一方でこの間の体力の衰えを認識させられる山行となってしまいました。
現実を受け入れた上で、トレーニングを続けて、これからも安全で楽しい山行を続けよう。
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