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仙丈ケ岳・甲斐駒ケ岳(2010.9.17-19)その1

表紙(山頂標識)

今年のシルバーウィークは北沢駒仙小屋のテン場をBCにして、仙丈ケ岳・甲斐駒ケ岳の百名山二峰を歩いてきました。

昨年のシルバーウィークの混雑の経験を活かして平日の17日(金)に入山しました。


一日目(戸台→北沢駒仙小屋テン場)


2010.9.17(金)

<同行者>  ポチ

<行程>   仙流荘(12:45)=南アルプス林道バス=北沢峠(13:43)→北沢駒仙小屋テン場(13:55)

いつもは深夜に登山口に到着する日程が多い我等ですが、今回は珍しくお昼のバスでスタートという緩い日程で、6:30に柏を発ちました。

途中で高遠城址にでも寄って行こうかというほど余裕があるはずでしたが、これが大誤算、首都高で衝突事故発生で、八潮料金所を通過したあたりからまったく動きません。ナビの到着予定時刻はどんどん遅れていき、ついには12:50到着を表示し気が気ではありません。

加平ICで環七に一度降りて、鹿浜橋ICから再度首都高に入るという荒業(?)で12:20到着を確保しました。
(ポチからは「せっかち!」と叱られました)

途中、諏訪のコンビニで買い物をしながらも、何とか12:00過ぎには戸台の駐車場に着きました。

第一駐車場もまだ六分の入りで、ゆうゆう駐車スペースを確保することが出来ました。

発券所には食堂もあり、トイレもとても清潔でした。

戸台駐車場  仙流荘バス発着所


定刻の12:45に北沢峠行きのバスが到着、28人乗りのバスに乗客は9人とガラガラで、平日山行のご利益を満喫します。
このバスは標高1005mの戸台から2030mの北沢峠まで、標高差1025mを55分で結んでいます。

運転手さんの名調子、山や景色、花の説明は勿論、ツキノワグマがサクランボ欲しさに枝を折った山桜、ニホンジカの食害、そして「四万十帯」「秩父帯」「仏像構造線」といった地学の話題まで、楽しく解説してくれて、飽きさせません。

絶景ポイントではバスを停めて、写真タイムを作ってくれました。

甲斐駒から鋸岳への稜線をしっかりカメラに収めることが出来ました。有名な鋸岳の「鹿の窓」も確認できました。


車窓から鋸岳と甲斐駒  駒仙小屋テン場

北沢峠でバスを降り、駒仙小屋のテン場までは緩やかな坂を10分ほど下るだけ、デカザックの重荷も全く苦になりません。

バスで一緒だった男性ソロ登山者は30リットル程のザックを背負い、テント・食材の入ったトートバックを手に提げて入山していました。ここならこれもありですね。

テン場に下る途中に「駒仙小屋」と「仙水小屋」の立札があり、いづれも「18・19日は予約で満員です。予約のない方は宿泊できません」との案内が出ていました。

テン場に着くと、先客はまだ数張り、場所取りは選り取りみどりで、上段の中央付近の最高の場所を確保しました。

沢の上流方向を見ると、摩利支天が白い頭を覗かせています。

今日は汗もかいていないので、ビールを欲しません。持ち込んだ焼酎をちびちびやって、のんびりとした時間を過ごします。

夕飯は冷凍のうどんを使って「肉うどん」をいただきました。

夕方、テントの数を数えると、上段19張り、下段2張りの21張り、まだまだ余裕のテン場です。

脇を流れる沢の音を子守唄に、眠りにつきました。夜半に目を覚ますと満天の星空、明日の仙丈ケ岳は楽しい山行になりそうです。






二日目(テン場→大平山荘→馬の背ヒュッテ→仙丈小屋→仙丈ケ岳→小仙丈ケ岳→テン場)


2010.9.18(土)

<同行者> ポチ

<行程>  テン場(5:03)→北沢峠(5:15-5:28)→大平小屋(5:41)→馬の背ヒュッテ(8:12-8:25)→仙丈小屋(9:16-9:36)→仙丈ケ岳(10:05-10:40)→小仙丈ケ岳(11:43-11:56)→大滝ノ頭(12:45-12:50)→テン場(14:06)



3:30起床、5:03ヘッ電をつけて出発します。

北沢峠を過ぎるとすぐに林道の左脇に大平山荘へ下るショートカット道の案内があり、それに従って降下すると程なくして大平山荘の前に出ます。

戸台からの臨時バスが既に到着していて、数人の登山者が出発の準備をしていました。

山荘の裏から登山道に入ります。樹林帯の急登をジグザグに登るとやがて大きな水音がして、藪沢大滝をかすかに眺められる場所に出ます。(滝見の展望台への道は進入禁止になっていました)

登山道は藪沢に行き着き、丸太橋で左岸に渡ります。ここから沢に沿って馬の背と五合目の分岐まで登って行きます。



大平山荘  藪沢を渡る

振り返ると明日登る甲斐駒ケ岳が朝日に輝いています。

大平山荘から2:30、ほぼコースタイム通りで馬の背ヒュッテに到着しました。登山者は皆出発して、閑散としてました。

シカの食害よけのネットで区切られた登山道を10分も登ると馬の背のたおやかな稜線に出ます。


振返ると甲斐駒  馬の背ヒュッテ


伊那谷上空の雲の帯で、本来見えるはずの中央アルプスの山並みを見ることは出来ませんでしたが、更に奥の北アルプスの山並みをしっかり見ることが出来ました。

伊那谷と北ア            槍穂
(クリックすると大きな画像になります)


藪沢カールの底に仙丈小屋が見えてきました。かつては避難小屋だったそうですが、今は綺麗な営業小屋になっています。ここでトイレ休憩を取り、山頂目指して最後の上りに取り付きます。

途中振り返ると仙丈小屋の奥に甲斐駒ケ岳が聳えています。


仙丈小屋と藪沢カール  仙丈小屋と甲斐駒


10:05、山頂に到着しました。山頂は思っていたほど広くなく、20名程の先客が休憩していました。

西~北の視界は良好ですが、東~南方面はガスが湧いて視界は無く、残念ながら北岳や間ノ岳の姿を目にすることは出来ませんでした。

昼食を摂りながら視界が開けるのを待ちますが、叶わず、小仙丈経由で下山にかかります。

仙丈ケ岳山頂

藪沢カールの斜面は紅葉の先導者、ウラシマツツジが真っ赤に色づいていました。

ウラシマツツジの紅葉  ウラシマツツジ


典型的な氷河地形の小仙丈カールを右に見ながら下山すると、小仙丈ヶ岳山頂をいくらか下ったところで、今日入山して北沢峠から登って来たBAKUさん、HIBARIさんとバッタリ出くわしました。

五月の奥大日以来の再会です。視界は無いけど行ける所まで行ってみるとのことで、下山後のテン場での宴会を約して別れました。

ガスの切れ目から栗沢山とアサヨ峰が顔を出してくれました。


小仙丈へ  アサヨ峰

五合目の大滝ノ頭を過ぎ、更に下るとテン場を俯瞰できるところがありました。テントの数は相当増えています。
写真を拡大すると自分のテントもしっかり確認できました。


テン場を俯瞰する

尾根をだらだら下り三合目を過ぎた辺りで、木々の間から甲斐駒をしっかり見ることが出来ました。
さあ、明日はいよいよ甲斐駒に挑戦です。

尾根を下る  樹間から甲斐駒

テン場に戻るとやはり五月の奥大日をご一緒したmiyabiさんが、我がテントのすぐ近くにソロテントを設営して寛いでいました。
今日甲府から広河原、北沢峠とバスを乗り継いでこられたとのこと。

テン場は色とりどりのテントで溢れ返り、その数ゆうに150を越えていました。

BAKUさん達も下山してきたので、5人で宴会です。それぞれの夏山の思い出や最近の出来事等を肴に盛り上がりました。



その2に続く













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横浜生まれで現在は柏の住民です。
野球はドラゴンズ、サッカーはレイソルを熱烈に応援しています。
妻のポチと楽しく山を歩いています。

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