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北東北旅行

表紙

自らのチョンボで左腕を骨折し、秋山計画をふいにしてしまったドラ吉、お蔭様で先月中旬にはギプスも外れ、理学療法士のお世話になりながらリハビリに励んでおります。

そんなドラ吉を哀れと思ったのか、某旅行サイトの懸賞で青森県・竜飛崎のホテル宿泊券に当選したとの朗報が飛び込んできました。

紅葉もちょうど見頃、以前から行ってみたかった弘前観光と組み合わせて、早速行って参りました。





柏から竜飛崎まで東北道を利用して片道770km、さすがにリハビリ中のドラ吉には厳しすぎるので、今回は貯まったANAのマイレージを使って、飛行機で行くことにしました。




ところが調べてみると、青森空港、三沢空港ともこの時期はANAは就航しておらず、JAL便のみ。
結局秋田県の大館能代空港を起点に、レンタカーで周遊することにしました。



大館能代空港は羽田からのANA便が午前午後それぞれ一便のみのローカル空港、利用促進のためレンタカー料金割引のキャンペーン中で最初の24時間は1,000円!とお得です。(2泊3日で10,400円+ガソリン代でした)



<行程>

① 羽田空港→大館能代空港→大館→十和田湖→奥入瀬→八甲田→弘前(泊)

② 弘前→三内丸山遺跡→青森古川市場→竜飛崎(泊)

③ 竜飛崎→十三湖→鰺ヶ沢→白神・十二湖→能代→大館能代空港→羽田空港




羽田発8:55のANA787便は出発準備の遅れのため定刻より15分遅れ、大館能代空港に着いたのは10:20でした。

レンタカーを借りて、予め調べておいた「秋田比内や・大館本店」に向かいました。


入店すると秋田美人の仲居さんが「お茶っこでも飲んでけれ」と秋田弁で迎えてくれました。


注文したのは定番の親子丼、比内地鶏のもも肉を炭焼きにしてから卵でとじてあり、しっかりとした食感で、旨いことこの上なしです。

比内や大館本店親子丼


店を出るとポツポツ雨が降り始め、小坂経由十和田湖に向かう樹海ラインでは本降りとなってしまいました。

それでも休屋に着くころには小降りとなり、湖畔にでて小雨に煙る中山半島をカメラに収めることが出来ました。


十和田湖


奥入瀬渓流も雨、降車して散策する気にならず、八甲田まで足を伸ばします。

酸ヶ湯温泉の地獄沼まで来ると、漸く雨も上がりダケカンバの美しい黄葉に出会うことが出来ました。

酸ヶ湯温泉地獄沼


黒石に下る国道394号を進むと、極上の黄葉が目に飛び込んできました。  スゴイ!!

城ヶ倉渓谷の両岸に広がる絶景です。

城ヶ倉渓谷1


西日を受けて一段と輝いて見えます。

城ヶ倉渓谷2

本日の走行距離195km、17:10に今宵の宿「弘前国際ホテル」に到着しました。

部屋の窓からは津軽富士として名高い岩木山を見ることが出来ました。

ホテルの窓から見た岩木山

夕飯は津軽の郷土料理を食べに街に出ました。

創作郷土料理の店 「菊富士本店」 


お造り、棒鱈と蕗の煮付け、じょっぱりサラダ。 お酒は青森の銘酒 「田酒」

この後、牛の朴葉味噌焼き、帆立の貝焼味噌、いがめんち、豆富蕎麦もやしサラダ、そして寿司、地元の食材を堪能しました。


郷土料理菊富士


菊富士での夕食



弘前城がライトアップされて綺麗とか、酔い覚ましを兼ねて弘前公園まで夜の散歩です。

徒歩20分ほどで到着しました。


白く浮かび上がる三層の天守閣、日本に十二ある現存天守閣のうち唯一関東以北に残るもので、国指定の重要文化財です。

十二代、259年に亘り弘前藩主津軽家の居城として使用されました。

弘前城ライトアップ本丸1

弘前城ライトアップ本丸2



南内門ライトアップ
南内門



追手門ライトアップ
追手門


ホテルへの道すがら見かけた、もう一つのライトアップ建築は青森銀行記念館です。

青森銀行記念館夜景


さて、二日目。   窓から見る岩木山は山頂は雲に隠れていますが、まずまずの天気のようです。

ホテルの朝食バイキング(評判通りの美味しさで大満足)を頂いて、早速市内観光に出発です。


ホテルの窓から朝の岩木山


昨晩見かけた青森銀行記念館。

青森県下最初の銀行、第五十九国立銀行(現青森銀行)の本店として、明治37年に建築された洋館で、国の重要文化財に指定されているそうです。

青森銀行記念館


改めて弘前公園にも足を運びました。

弘前城の正門、追手門。 他の四つの門も含め、いずれも国指定重文です。
土塁の保存、整備状況も素晴らしいです。


追手門口

鯱
追手門の鯱


二の丸の南内門、これも重文。

南内門


朝の光の中で見る天守閣。

築城当時は五層の天守閣でしたが、落雷により焼失。
武家諸法度により建て直しが禁止されていたため、200年もの間天守閣なしの状態が続いていましたが、その後ロシア船が津軽海峡を通過するにおよび、その防備を理由に幕府の許可を得て、本丸辰巳櫓を解体し三層の天守を新造したものと言われています。(弘前公園HPより)

ゴールデンウィークの頃には満開の桜が、多くの観光客を迎えます。

天守真下の石垣が外側に膨らんで来たので、その修理のため来年8月から曳屋工事で天守を移動させるそうです。

天守閣


弘前公園を後にして、禅林街に向かいます。

弘前藩2代藩主、津軽信枚が弘前城の南西(風水でいう鬼門)の砦として曹洞宗の寺院33ヵ寺を集めたことに始まります。

並木の両側にずらりと寺院が連なり、正面最奥に津軽家の菩提寺の長勝寺が位置します。


禅林街

長勝寺三門、三門とは禅宗の教え「三解脱門」を略したもので、禅林街入口の黒門、中門ときて三つ目の門だから三門と呼び、ここを通り抜けることにより煩悩から解脱し、極楽浄土に導くそうです。

国指定の重要文化財です。

長勝寺三門


津軽氏の祖大浦光信が岩木山麓に建築した大浦城の台所を移築した庫裏。

参観料を払い内部を見学させていただきました。
つい最近、修復復元工事が完了したばかりで、500年前の建築当初の姿を見ることが出来ました。
(残念ながら内部の撮影は厳禁です)

庫裏


本堂(重文)   曹洞宗の本堂建築としては最古級のものです。

長勝寺本堂


津軽家歴代藩主及び正室の霊廟、全部で五棟あり写真は「環月堂」と呼ばれる初代為信の正室・阿保良姫の霊廟。

津軽家霊屋(環月堂)


元は曹洞宗に帰依していた津軽家でしたが、途中で天台宗に改宗しました。

別の寺院にあった5代~11代藩主の五輪塔が、昭和29年に長勝寺に移されました。

12代藩主は廃藩置県で東京に移住したことから、谷中に墓所があります。

常陸宮妃の華子(旧姓津軽)さまは津軽家13代当主津軽義孝伯爵の四女になられます。

五輪塔



さて、弘前観光も一段落、青森市内に移動します。

国道7号(羽州街道)沿いの桜並木の向こうに岩木山が姿を見せてくれました。

国道7号から見た岩木山


途中、道の駅なみおか(青森市浪岡)に立ち寄り、名産の林檎(トキ、シナノスイート)を購入、自宅へ託送しました。

駐車場脇に実る林檎がとても可愛かったです。

道の駅浪岡アップルヒルにて


今回の旅のお目当ての一つ、三内丸山遺跡にやって来ました。

三内丸山遺跡は国内最大級の縄文集落跡です。

今春見学した佐賀の吉野ヶ里遺跡(弥生)に比べると規模的にはだいぶ見劣りしますが、出土品は本当に見事で、ドラ吉・ポチの好奇心を十分に満たしてくれました。

三内丸山遺跡



掘立柱建物跡
掘立柱建物跡


六本柱建物跡
六本柱建物跡


大型竪穴建物跡
大型竪穴住居跡   集会所、共同作業場、共同住宅等の諸説あり


大型竪穴建物跡内部
大型竪穴住居内部


大型板状土偶
大型板状土偶


黒曜石製石槍
黒曜石製石槍    長野、佐渡、そして北海道産の黒曜石が出土しており、盛んな交易があった


縄文土器1

縄文土器2
見事なまでに美しい姿をした縄文土器

遺跡で知的興味を満喫したので、次は味覚を満喫しましょう。

今日の昼食は、青森・古川市場の のっけ丼 です。

以前、釧路の和商市場で「勝手丼」を食べたことがありますが、まあいい勝負でしたね。

古川市場のっけ丼


お腹も一杯になったところで、今日の最終目的地の竜飛崎に向かいます。

太宰治が「津軽」のなかで友人と旅したコースを車で一走り、一時間半ほどで竜飛崎に到着です。

穏やかな秋の一日、津軽海峡を挟んで北海道・松前半島を遠望します。


竜飛崎、津軽海峡越に北海道を望む



竜飛崎灯台
竜飛崎灯台


海上自衛隊レーダーサイト
自衛隊のレーダーサイト    津軽海峡を見張ります


日本海に沈む夕日をじっくり見たかったのですが、寒くなってきたので引き揚げます。

これでも十分に美しい光景です。

日の入り前の絶景


有名な「階段国道」   国道339号の竜飛崎の先端部分の海岸と岬上部をつなぐ階段道で、車・バイクの通行は不可ですが国道に指定されています。地の果てに相応しい光景ですね。

階段国道339号線

本日の走行は136km、ご招待いただいたホテル竜飛に到着、津軽海峡の漁火が見える部屋と津軽料理に大満足。

温泉にのんびり浸かって、ゆっくりさせていただきました。



最終日は日本海沿いに南下、途中白神山地・十二湖を散策して大館能代空港に戻ります。


最初に立ち寄ったのは十三湖、周囲30kmの汽水湖で水深は最深部でも3m程しかなく、しじみの一大産地として有名です。写真中央にしじみ採りをしている漁師さんが見えますね。


十三湖シジミ採り


五所川原から見た岩木山、弘前側からの三つに割れた山頂とはまた違う姿です。

岩木山


鰺ヶ沢の 「海の駅わんど」 に寄って海産物の託送を頼んで、いよいよ本日のメイン「十二湖」に向かいます。









十二湖は白神山地の西側に散在する湖沼群で、地震による山崩れで川が堰き止められて出来たと考えられています。

総数は30以上あり、いずれもブナ林に蓄えられた清冽な水を湛えています。


今回は時間もあまりないので、森の物産館前の有料駐車場に車を止めて、人気の青池をメインに散策することにしました。

先ずは鶏頭場の池、紅葉の見ごろには未だ少し早かったですが、秋山歩きが出来なかったドラ吉にとっては、久しぶりの山歩きで、とても気持ち良かったです。


十二湖散策・鶏頭場の池1

十二湖散策・鶏頭場の池2

十二湖散策・鶏頭場の池3


一番人気の青池、名前の通り群青色の水を湛えているはずが・・・・

水面が落ち葉に覆われて、いま一つ素晴らしさが伝わりません・・・・・残念。

青池1

青池2


白神山地を世界遺産たらしめているブナの自然林、その一端に触れることが出来ました。

出来ることならのんびりトレッキングしたいところです。

ブナ自然林


沸壺の池、今回見た池の中では一番趣がありました。

沸壺池1

沸壺池2



あっと言う間の散策でしたが、久しぶりにフィトンチッドを吸い、リフレッシュすることが出来ました。

急に計画した旅でしたが、津軽の自然、歴史、食に触れることが出来、楽しい三日間を過ごすことが出来ました。

まだしばらくは週二回のペースでリハビリ通いが続きます。  完全復活まで頑張らなくては。
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横浜生まれで現在は柏の住民です。
野球はドラゴンズ、サッカーはレイソルを熱烈に応援しています。
妻のポチと楽しく山を歩いています。

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