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トルコ周遊の旅(五日目)

ウチヒサル表紙

今日もお陰様で晴天、この時期トルコは乾期にあたるので好天続きも不思議はないが、旅行者にとってはとても助かる。

いつも通り7:30にホテルを出発、215km先のカッパドキアを目指します。


五日目 2014.6.29  (コンヤ→カッパドキア)


宿泊した「リクソス」はコンヤの街はずれにある高層ホテルで、元々はヒルトン系列であったのをロシア資本が買収したので、サービスは決して一流とは言えないまでも、設備はなかなかのものでした。
もちろん無料のWi-Fiが利用でき、円からトルコリラへの両替レートも空港でのそれと遜色ありませんでした。


ここもビュッフェスタイルの朝食。

リクソスの朝食


今日はかつてのシルクロードを通って、カッパドキアを訪ねます。

トルコを通過するシルクロードは三本、北から順に黒海沿岸を通るルート、中央アナトリア高原を通るルート、そして最後が地中海沿岸ルート。 その中で私たちがバスで走る中央アナトリア高原ルートが最も利用されたようです。

最初のトイレ休憩で立ち寄った、スルタンハンの町に残る隊商宿(キャラバンサライ)。 現存する隊商宿としては最大規模のものです。
シルクロードを行き交う旅人達が、盗賊から襲われないよう利用した宿で、ラクダと共に宿泊できた施設。
ラクダの行動距離は一日あたり凡そ50kmなので、シルクロードに沿って50kmごとにキャラバンサライが設置されていました。


キャラバンサライ


バスの進行右手に富士山のような山が見えてきました、ハサン山(3268m)でトルコ富士とも呼ばれています。

300万年前にこの山と有名なエルジェス山が相次いで噴火し、その際に噴出した溶岩や火山灰が風と雨により浸食され、これから訪れるカッパドキアの奇観を形成したのです。


ハサン山


なだらかに広がる中央アナトリア高原、小麦畑や羊の群れが目につきます。

中央アナトリア高原


今回のツアー三か所目の世界遺産は「ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩石遺跡群」、その先陣として訪れたのは「カイマクル地下都市」です。

カッパドキア地域には30数か所の地下都市があり、その中でよく知られているのが「カイマクル地下都市」です。
紀元前400年ころの記録に既に現れており、その後何世紀にも亘って拡張されました。

紀元600~1000年頃の東ローマ帝国時代にはイスラム教徒であるペルシャ軍の侵攻にあい、キリスト教信仰を守るため地下都市に立て籠もって凌いだそうです。

現在、地下八階まで確認されており、そのうちの地下四階まで見学が可能です。
地下一階は馬小屋、同二階は教会、同三階は食糧貯蔵庫やワイナリーとなっており、四階以下が居住用の区画となっています。

まるで蟻の巣穴のようです。

カイマクル地下都市

カイマクル地下都市2


閉所恐怖症の方には辛いでしょうね。

カイマクル地下都市3


「ストーンドア」
敵の襲来時には転がして通路を塞ぎ、侵攻をくい止めました。

カイマクル地下都市4

階段状の通路

カイマクル地下都市5

見学を終えて外に出ると、なんだかホッとしました。 やはり青空の下が気持ち良いですね。


観光客目当ての果物屋さん、スイカ、メロン、あんず、さくらんぼ、すもも、ぶどう、うめ、トマト。
彩が美しい。

果物屋


いよいよカッパドキア中心部の観光です。
先ずは「ウチヒサール」、ウチヒサールとはトルコ語で「三つの砦」という意味。
砦の最上段まで登れるそうですが、今回はこうして眺めるだけ。

ウチヒサル1

皆さん、記念撮影に夢中。

ウチヒサル2

ずらっと並ぶ売店

売店


少し移動して、ギョレメ谷を俯瞰できる展望台へ。


ギョレメ谷1

ギョレメ谷2

ギョレメ谷3


昼食は三角形の岩を穿った洞窟レストランで頂きます。

洞窟レストラン


名物のマス料理、とても美味しかったです。

マス料理


洞窟レストランの裏手に回ってみたら、現在も居住している洞窟住居が散見されました。

洞窟住居1

洞窟住居2


昼食後は、ギョレメ野外博物館へ。

紀元900年頃にイスラム教徒の侵攻を逃れて構築された、岩窟教会や修道院群を見学することが出来ます。

入場口脇の女子修道院跡
ギョレメ野外博物館1


一時間ほどかけて、ゆっくりコースに沿って見学します。

教会内部には、見事な彩色のフラスコ画の聖画が描かれていますが、カメラのフラッシュが悪影響を与えることから、撮影は厳禁されています。

ギョレメ野外博物館2

ギョレメ野外博物館3

ギョレメ野外博物館4

ギョレメ野外博物館5


外壁に残るフラスコ画

ギョレメ野外博物館6

ギョレメ野外博物館7


さらに移動して、奇岩群で有名なパシャバー地区へ。

しめじ、或いは明治製菓の「きのこの山」のような奇観。

ラクダを撮ると料金を請求されるとのことで、遠くからそっと撮影しました。

パシャバー地区1


そもそもこの「しめじ達」はどうやってできたのか・・・・・・。

先にも記したように、300万年前のエルジェス山・ハサン山の噴火による堆積物が、長い時間をかけて風水により浸食された結果であり、下部の火山灰(凝灰岩)は柔らかく、上部の玄武岩(溶岩)は堅いため、このような奇観を呈するようになったのです。


パシャバー地区2

パシャバー地区3

パシャバー地区4

パシャバー地区5

まさに自然の妙、感動するばかりの一日です。

まだまだ見どころは沢山あり、連泊してゆっくり見学したいのですが、このツアーは今晩一泊して明日朝の飛行機でイスタンブールに戻らなければなりません。




ホテルに向かうバスの車窓から眺めたローズバレー、朝日や夕日があたると更に素晴らしく変化するそうです。

ローズバレー1

ローズバレー2


今夜のホテルは「ウチヒサール・カヤ」、”洞窟ふうホテル”ですがウチヒサールに近く、景色も良好でした。
もちろんWi-Fiも無料です。

洞窟ホテル


部屋から見える、「鳩ノ谷」、崖にある沢山の穴で鳩を飼っていて、その糞をブドウ畑の肥料にしています。

鳩ノ谷


ホテルの中庭とプール

ウチヒサールカヤ


今までの夕食で一番トルコらしかった。
ピーマンやトマトの詰め物が美味しかった。

そして、カッパドキアといえばワイン、ドラ吉もTURASAN(とらさん)ワインをハーフボトルで頂きました。

夕食


夕食後の散策を兼ねて街へ。
ツアー仲間の情報でリカーショップがあり、TURASANワインを購入できるとか。
なかなか見つからなかったけど、あきらめかけて入った食料品店でついに発見、無事入手することが出来ました。


素敵な廊下を通って部屋へ

ホテルの廊下

明日は飛行機の都合で、出発は7:00。
カッパドキア名物のバルーン(熱気球)も見たいので、早起きをしなければ・・・・。




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Author:kdorakichi
横浜生まれで現在は柏の住民です。
野球はドラゴンズ、サッカーはレイソルを熱烈に応援しています。
妻のポチと楽しく山を歩いています。

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