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飛龍山(大洞山)(2012.6.2)

表紙


雲取山への往き帰りに何度も見た飛龍山、いつかは登ってみたいと思っていました。

雲取山荘のHPに長沢のシャクナゲも咲き始めたとの情報がアップされたので、このエリアはそろそろシャクナゲの季節かもしれません。

間もなく梅雨入り、今のうちに楽しんでおこう。

コースタイム9時間30分、歩行距離24㎞のロングコースに挑んできました。




<日程>  2012年6月2日(土)  曇り時々晴れ  ドラ吉単独



<ルート図>





<行程>


道の駅たばやま(5:11)→丹波(5:20)→サオラ峠(7:01-7:07)→熊倉山(7:44-7:46)→展望岩(8:50-8:58)→前飛竜(9:08)→飛竜権現(9:42)→禿岩(9:45-9:57)→飛竜権現(10:00)→飛龍山(10:19-10:20)→北天ノタル(10:46-10:50)→三条の湯(11:50-12:00)→(休憩 12:45-12:52)→サオラ峠(13:55-14:00)→丹波(15:00)→道の駅たばやま(15:10)



奥多摩というか奥秩父主稜線上に位置する飛龍山(秩父地方の呼称は大洞山)、標高2077mとお隣の雲取山より60mも高いのですが、山頂に展望が無いためか、主稜線縦走時は巻かれることが多く、不遇な山です。

ネットで飛龍山の山行記録を見てみると、雲取山への縦走を除くと麓の丹波からの山頂ピストンが多かったのですが、一年で一番昼間の時間が長いこの時期でたっぷり歩けるので、三条の湯を経由するオタマジャクシ型(都営大江戸線型)ルートを選択しました。


金曜日、仕事を終えて帰宅、早めに就寝して2:00に起床。

国道411号に面した「道の駅たばやま」に着いたのは4:30でした。



道の駅たばやま


駐車場には既に10台あまりの車が停まっていました。

天気予報では午前中は陽が射すとのことでしたが、ガスが下りていました。

朝食を摂り、5:20に行動を開始しました。


駐車場


道の駅最寄りのバス停には可愛らしい鹿のオブジェが置かれていて、心が和みます。


鹿のオブジェ


途中の交番のポストに登山届を投函、国道411号を甲府方面に進みます。

早朝で通行車両も無く、静かな街並みです。

青梅街道


丹波のバス停を過ぎしばらく行くと、道路沿いの民家のガレージの屋根に登山口の案内看板が出ています。

標高630mの丹波から同1410mのサオラ峠まで、先ずは一気に標高差780mを詰めます。

登山口表示


曲がりくねった林道を登っていくと電気柵に囲われた耕作地が広がっていました。

鹿除けでしょうか。


電気柵


林道に別れを告げて、いよいよ登山道となりました。


登山道へ


登山道には頑丈な扉があり、必ず閉めるようにとの注意書き。

その隣には「熊出没注意」の札、電気柵はまさか熊除け?

前にも後ろにも人影はなし、当然のことながら熊鈴をザックに取り付けました。

この先、同様の扉が更に3ヶ所ありました。


扉


最初はお定まり杉の植林帯を行きます。


植林帯


高度を上げるにつれて広葉樹の明るい緑が増えてきました。


新緑の登山道


数はそれほど多くはありませんでしたが、ヤマツツジがきれいでした。


ヤマツツジ


九十九折の急登が続き、そろそろ顎が上がりそうな頃、開けたサオラ峠に到着しました。

道標には「サヲウラ峠」と表記されていました。元々は「竿裏峠」だったようです。

丹波からここまでの所要時間は1:41、コースタイム通りのペースです。


サオラ峠1


先の道程を考えてここで早くもアミノバイタルプロを摂取、疲労を蓄積しないよう心がけます。

ここから次の目的地、熊倉山へはなだらかな登山道を進みます。


熊倉山へ


緑豊かな気持ちの良い登山道が続きます。


緑豊かな道


7:44、本日最初のピーク熊倉山に到着しました。

小さな山頂で展望もありませんでした。


熊倉山山頂


山頂脇には見事なトウゴクミツバツツジの株がありました。


トウゴクミツバツツジ


熊倉山から何度かアップダウンを繰り返し、前飛竜への急登にとりつきます。


前飛竜へ急登


前飛竜山頂の手前に展望のよい岩場があります。


山頂手前の展望岩


この時間、やや雲が多いもののまずまずの展望がありました。

奥、左手が雲取山、そこから右へ石尾根、鷹巣山、七ツ石山の山頂が見えます。

石尾根


岩を下りると、登るときには気付かなかったアズマシャクナゲの花が目に留まりました。

待望のシャクナゲです。

ここから前飛竜まで、シャクナゲ三昧の素晴らしい登山道が続きます。


待望のシャクナゲ


アズマシャクナゲ1


アズマシャクナゲ2


アズマシャクナゲ3


アズマシャクナゲ4


アズマシャクナゲ5


前飛竜山頂はシャクナゲのジャングルで展望はありません。

ここから次のポイント、飛竜権現まで一旦下ります。

満開のシャクナゲにすっかり気分を良くしてテンポよく下っていくと、足許の小さな花が目に入ってきました。

イワウチワです。  可愛い花ですね。


イワウチワ1


イワウチワ2


イワウチワ3


まだまだシャクナゲのトンネルは続きます。


シャクナゲの登山道


アズマシャクナゲ6


登山道の様子が変わって笹に覆われた道となると、飛竜権現も間もなくです。


笹に覆われた登山道


奥秩父主稜線縦走路の交点、飛竜権現に到着しました。

ここから笠取山方面に少し登ると禿岩への分岐があり、そちらに向かいます。

大菩薩方面の格好の展望台です。

飛龍権現


立ち寄った禿岩はドラ吉一人で独占出来ましたが、残念ながら雲が低く山座同定は出来ませんでした。


禿岩から


飛龍山山頂に向かうため戻った飛竜権現で、今日初めての登山者と出会いました。

雲取山から丹波に下山するパーティーでした。

飛龍山山頂に向かう道もシャクナゲの株が目立ちますが、開花株は全く無く、花芽もほとんど見かけませんでした。


飛龍山山頂へ向かう


山頂手前でもう一組のパーティーとすれ違いました。

到着した山頂は無人、展望もありません。

古びた山梨100名山の標識が寂しくたっているばかりでした。

丹波から標高差1447mを登ってきましたが、わずか1分で山頂を後にして先を急ぎます。

たくさんのシャクナゲに出会えて十分満足です。


飛龍山山頂


山頂から雲取側に下降し奥秩父主稜線縦走路に至り、左方に進路を取ります。

縦走路からの展望、ミネザクラ越し中央奥が雲取山です。



雲取山1


縦走路は手がよく入っています。

桟道、まるで空中回廊です。


空中回廊


桟道を歩いていたら左手山側に何かピンクが目につきました。

サクラソウの仲間に間違いありませんが、見たことのない花です。

帰宅後、図鑑やネットで調べた結果クモイコザクラがヒットしました。

奥秩父に多くみられるサクラソウの仲間ということで間違いないと思いますが、いかがでしょう?

多分初見、可憐な花に癒されます。


クモイコザクラ1


クモイコザクラ2


花に癒され縦走路を気持ちよく下って来ました。

分岐点、北天ノコルに到着しました。


北天ノタル


正面は雲取山への縦走路、右下は三条の湯への下降路、ドラ吉は右下に進路を取ります。

ここから三条の湯までは一気に810mの降下です。

分岐点


登山道左手には石尾根、本当に気持ちの良い山行です。


石尾根2


振返れば今日の山行のメイン、飛龍山がその姿をしっかり見せていました。


飛龍山


ゆったり下る途中登山道脇に小さな花が咲いていました。

イワハタザオでしょうか。


イワハタザオ


三条の湯に向かって高度をどんどん下げていきます。


三条の湯へ


また可愛い花に目が留まりました。

クワガタソウです。

クワガタソウ


これもとても可愛い黄花ですが同定できませんでした。

おそらくまめ科の植物だと思いますが、どなたかお分かりでしたら教えてください。

(ポチが調べてくれました。 ケシ科のヤマキケマンのようです。)


これは何?


登山道に見事なブナの木です、まさにこの山の主です。


山の主


九十九折を急降下して行くと三条の湯の赤い屋根が見えてきました。


九十九折を急降下


小屋についたら小屋主が作業中、飛龍山付近のシャクナゲの開花状況の話題で盛り上がります。

話に夢中になって、小屋の写真を撮りそこないました。


三条の湯

三条の湯からサオラ峠まで310m登り返します。

この一帯は東京都水源涵養の森、山梨県内なのですが東京都水道局の標識が目立ちます。

いくつも沢を渡ります。


沢を渡って


カンバ谷、豊かな水量に思わずシャッターを切りました。


カンバ谷


苔むした岩、いかにも奥秩父、山が深い!


苔むした岩


サオラ峠まで残りわずか、気持ちの良い登山道を緩やかに上ります。

ここで二組のパーティーとすれ違いました、10時間の山行で会ったのは僅か4組のパ^ティー、本当にマイナーなルートなんですね。


緩やかに上る


見事なまでのグリーンシャワー、命の洗濯です。


グリーンシャワー


やっとサオラ峠に戻ってきました。

長い一日でしたが、レインコートのお世話になることもなく下山できそうです。


サオラ峠2


峠からの降下も相当急でしたが楽しく下ることが出来ました。

ヤマツツジノの花びらが登山道にアクセントをつけてくれていました。

今日一日、長い道のりでしたが、アズマシャクナゲ始めたくさんの可愛い花に癒され、充実した山行をすることが出来ました。

ヤマツツジの花びら

下山後、道の駅併設の「のめこい湯」で汗を流し、さっぱりして帰路に着きました。

湯あがりに飲んだコーラ、ビールより美味しい飲み物があったことに、初めて気が付きました。


そろそろ梅雨入り、これからは今まで以上に天候を睨んでの行動が必要です。

夏山のトレーニング、頑張ろう!



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テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

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雲取山への往き帰りに何度も見た飛龍山、いつかは登ってみたいと思っていました。雲取山荘のHPに長沢のシャクナゲも咲き始めたとの情報がアップされたので、このエリアはそろそろ...

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横浜生まれで現在は柏の住民です。
野球はドラゴンズ、サッカーはレイソルを熱烈に応援しています。
妻のポチと楽しく山を歩いています。

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