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立山・薬師岳縦走(2011.8.4-6)その3

薬師岳山頂



2:30、屋根をたたく雨の音で目が覚めました。

今日は念願の薬師岳登頂日なのに、気が重くなります。

早立ちのパーティーが3:00過ぎには雨の中、出発していきました。

それでも4:00過ぎには東の山の端が薄っすら赤く染まりだし、天候回復の淡い期待を抱かせます。













三日目(スゴ乗越小屋→薬師岳→太郎平小屋→折立)



2011.8.6(土)


<行程>

スゴ乗越小屋(5:30)→間山(6:21-6:30)→北薬師岳(7:52-8:00)→薬師岳(8:51-9:00)→薬師岳山荘(9:35-9:40)→薬師峠キャンプ場(10:25-10:33)→太郎平小屋(10:53-11:00)→五光岩ベンチ(11:36-11:40)→三角点(12:35)→折立(13:35)


<ルート図>

薬師岳ルート図

折立ルート図



起きた頃には雨もすっかり上がり、裏銀座方面の空は綺麗に焼けていました。

飛行機雲が印象的でした。

針ノ木方面の朝焼け


5:00、朝食をいただきます。 身欠き鰊がとても美味しいです、食事に関してははっきり言って五色ヶ原山荘とは雲泥の差が有ります。

スゴ乗越小屋の朝食

5:30、天気の好転を祈りながら小屋を発ち、念願の薬師岳に向かいます。

昨夜来の雨で下草も濡れているので、スパッツだけは着けて行く事にしました。

間山に登る途中、赤牛岳がその全貌を見せてくれましたが、水晶岳は頭を雲に隠したままでした。

赤牛岳、水晶岳の山頂は雲の中


目指す間山はしっかりその姿を見せてくれていました。

間山へ向かう


ニッコウキスゲの群落に癒されながら高度を上げて行きます。

ニッコウキスゲの群落


朝の静寂の中、上ノ廊下の水音が響いていました。

この頃までは視界もありましたが、間山山頂に近づく頃にはガスに覆われるようになりました。

黒部川上ノ廊下


スタートして50分で間山山頂に到着、ここで雨具の上を着、ザックカバーを装着しました。

天気は悪くなる一方です。

間山山頂

間山山頂を発ち北薬師に向かう先行パーティーの姿も薄っすらとしか見えません。

北薬師へ


視界が無く、初めてのルートでストレスが溜まります。

PROTREKの高度計の表示だけが頼りです。

北薬師岳山頂直下の雪渓
北薬師山頂直下の雪渓

7:52、北薬師岳山頂。  証拠写真だけを撮ります。

北薬師山頂


8:51、薬師岳山頂。  ここでも証拠写真、展望は無し。

お堂(薬師如来)


雨が強くなり、雨具のズボンも着用。 9:35薬師岳山荘着。

当初の計画を変更し、太郎平小屋宿泊は止めて、一気に折立まで下ることを決断。

このペースなら、15:10発の最終のバスに余裕で乗れそうです。

薬師岳山荘


薬師峠に下る沢道は既にかなりの流れになっていました。

沢道を薬師峠に下る


薬師峠キャンプ場。 とても綺麗なトイレがあります。

キャンプ場1


キャンプ場2


10:53、太郎平小屋到着。 予約を入れてあったので、キャンセルを伝えました。

さすがにこの山域の中心拠点、四つの登山道が交わるため大勢の登山者が休息したり、昼食を摂ったり、にぎやかでした。(写真ではあまり人が写っていませんが、手前の広場は人がかなりいました)

11:00、折立に向けて下山を開始します。

雨が降ったり、時折陽が射したり、はっきりしない天候の中、沢山の登山者が登ってきます。8月最初の土曜日なのである意味当たり前なのでしょうが、今日の太郎平小屋は相当混み合うことでしょう。


太郎平小屋


メインの薬師岳が悪天となってしまい心残りですが、こうして一面に咲く美しいニッコウキスゲやキンコウカを見るにつけ、このルートを歩き通せて良かったなとの思いがこみ上げてきました。

一面のニッコウキスゲ


キンコウカ2


三角点の手前くらいから、再び本降りとなり、時折雷鳴も響くようになりました。

樹林帯に入り、雷の恐怖からは一応解放されましたが、木の根が多い階段状の急な下りに神経をすり減らします。

登山道は川のようになり、ドロドロで、気を抜くことが出来ません。

写真を撮る余裕も無く、ひたすら登山口を目指します。

13:35、漸く折立に到着できました。 バスの発車まで1:35あり、登山靴を洗ったり、雨具を乾かしたり、ゆっくり身仕度を整えることが出来ました。

福岡の「長老」も小屋泊まりをキャンセルして、下山してきました。

折立休憩舎


バスは深い渓谷を縫うように下り、一時間ほどで富山地鉄有峰口駅に到着しました。

鄙びた無人駅です。

有峰口駅



富山地鉄


富山経由で福岡に帰る「長老」達を見送ります。

見送り


立山駅に戻るのはドラ吉一人、寂しいホームにヒグラシの鳴き声だけが響いていました。

ドラ吉のザック

当初、三泊四日の山行計画でしたが、天候の崩れもあり一日短縮した為、少し忙しい山旅となりました。

メインの薬師岳が悪天で「ただ登っただけ」になってしまい、物足りなさが残ってしまいました。
それでも初日、二日目は天気も上々で、展望も十分あり夏山を満喫することが出来ました。
「長老」始め沢山の方との語らい、楽しい思い出が出来ました。

雲ノ平、高天原とセットで、もう一度薬師岳に登ろうと思います、勿論ポチと一緒に。




今日の花図鑑


キンコウカ
キンコウカ1
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コメント

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レポ拝見しました

長丁場の行動、的確な判断・・・
お疲れ様でした。
薬師・・・行きたくなりました。
素晴らしい行動力にエールです。

「的確な判断」

BAKUさん、コメント有難うございます。
「的確な判断」・・・・、身に余るお褒めの言葉、誠に恐縮です。
でも、実態はビールの誘惑に負けての予定変更が結果オーライを招いただけ、お恥ずかしい・・・・・。
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横浜生まれで現在は柏の住民です。
野球はドラゴンズ、サッカーはレイソルを熱烈に応援しています。
妻のポチと楽しく山を歩いています。

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