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立山・薬師岳縦走(2011.8.4-6)その1

五色ヶ原




一昨年の9月、三俣山荘のテン場をベースに裏銀座の山々を歩いたとき、どこから見てもどっしりと雄大な薬師岳の姿に、来年は薬師岳に登ろうと、心に決めていました。

ところが翌年になると、山腹崩壊の影響で有峰林道小見線が通行止めとなってしまい、登山バスがシーズンを通して運行中止となり、計画を断念せざるを得ませんでした。

今シーズン、林道の改修が進み(未だ各所で工事は続いていますが)、登山バスの運行が復活し、漸く二年越しの計画を実行出来ることになりました。ポチも憧れていた”薬師岳”、本当は二人で一緒に登りたかったのですが、都合によりドラ吉の単独行となり、申し訳ない気持ちで一杯です。

どこかで、罪滅ぼしをしなければ・・・・・。










一日目(室堂平→五色ヶ原山荘)


2011.8.4(木)    単独行


<行程>

室堂平(8:15)→富山大学立山施設前(9:35-9:45)→(休憩:10:55-11:10)→獅子岳(11:30-11:37)→
ザラ峠(12:35-12:46)→五色ヶ原山荘(13:30)


<ルート図>

五色ヶ原ルート図



前夜、終業のチャイムと同時に会社を飛び出すと19:00前に帰宅、急いで風呂と夕飯を済ませ、NETで天気予報の最終チェックをしました。立山の予報は気象庁は「曇り時々雨/雷」、weathernewsのそれは「晴れ時々曇り」、後者を信じて20:30に自宅を出発しました。

途中、北陸道の有磯海SAでガソリンを補給(柏から満タンでも立山まではギリギリとなりそうで、やはり遠いです!)、立山駅前の駐車場に着いたのは2:05でした。ハイシーズンとは言え平日、駅に近いところでも数台分の空きがありました。

立山駅駐車場




4:30、ヒグラシの「カナカナ」と言う鳴声で目を覚ましました。ケーブルカーの始発は7:00、ゆっくり朝食を摂り、出発の準備を整えます。

6:10、天気もまずまずの様子、ケーブルカーの駅に向かいます。
既に乗車券売り場にはかなりの人数の登山者が行列を作っていました。

ドラ吉は事前に立山黒部アルペンルートのHPで、WEBきっぷ予約を利用して始発便の席を確保してあり、発車15分前までに、窓口に引き換えに行けばよいので楽チンです。



ケーブルカーの行列


ケーブルカー



ケーブルカーは7分で美女平に到着、始発の高原バスは7:30発ですが、今日は臨時便を出すということで、7:13に室堂ターミナルに向けて発車しました。乗り継ぎが少ない分、扇沢からよりもストレス無く室堂に行けます。

途中、称名滝の見えるカーブでバスを停めてくれて、写真撮影タイムのサービスもありました。


バスからの称名滝



標高977mの美女平から50分で一気に1500mほど高度を上げ、室堂ターミナル(2450m)に到着しました。
直行バス利用者や前泊者でターミナル前は結構混雑しており、玉殿の湧水も順番待ちでした。

どうやらweathernewsが勝ったようで、雄山山頂はガスが掛かっているものの、青空が広がり好天が期待できそうです。
さあ、山中三泊ののんびり山旅のスタートです。


ガスの室堂平

山行に先駆けて、日本最古の山小屋『立山室堂』に立寄りました。室堂に来たのは5回目ですが、いつも雷鳥平方面に下ってしまい、こちらに来るのははじめてです。


立山室堂


室堂山荘前の分岐で一の越し方面への道を左に分け、浄土山に向かう石畳の遊歩道を進みます。
登山者の大半は一の越しから雄山のルートへ進んで行きました。

浄土山に向かう


浄土山登山口の道標前から小さな雪渓を渡って、いよいよ本格的な登りが始まります。


小さな雪渓を越えて


息を整えながら高度を上げて行くと、やがて右手前方に本日の目的地、五色ヶ原が姿を現しました。



五色ヶ原が見えてきた


歩き始めて一時間程で今回の山行の最初のピーク、浄土山山頂に到着しました。相変わらず雄山山頂にはガスが湧いていましたが、ちょうど大汝休憩所にヘリが荷揚げしている姿を確認することが出来ました。

浄土山からの雄山


綺麗になった富山大学立山施設の前で最初の休憩を取りました。

富山大学立山施設


施設まえからの雄山~別山の稜線です。

雄山から別山への稜線


次のピーク龍王岳は西側を巻いて行きます。

龍王岳西側を巻く


鬼岳との鞍部の岩塊を越えると登山道は稜線の東側に回りこみます。

鬼岳東面


鬼岳東面の二つの雪渓をトラバースします。 ガイドブックによれば本コース中最大の難所とのことですが、今回は雪も少なく、軽アイゼンも不用でした。

但し、渡り終えた後しばらくして大きな音とともに落石がありました。やはり落石には細心の注意が必要です。


二つの雪渓


次のピーク、獅子岳を目指して進みます。

獅子岳に向かう


左下を覗き込むと、黒部湖の青い水面を見ることが出来ました。

左眼下に黒部湖


鬼岳を振り返ると越えてきた雪渓が輝いています。

鬼岳を振返る


獅子岳山頂手前、黒部湖と針ノ木岳です。

針ノ木岳と黒部湖


獅子岳山頂、誰もいない静かな山頂でした。

獅子岳山頂


山頂からの五色ヶ原、ガスが掛かってベールを纏ったようです。

五色ヶ原遠望


さあ、いよいよザラ峠に向かって降下の始まりです。最初は黒部側を緩やかに下っていき、やがて一段と急になり、ザレた登山道を神経を使いながらジグザグを切って降下します。笑ってしまうほどの急降下です。

ザラ峠下降点


西側の立山カルデラからガスがモクモクと湧き上がっていました。

ザラ峠へ


ザラ峠でしばし休憩。 行動食でエネルギーを補給しながら、佐々成政の難業に思いを馳せました。

ザラ峠


今日最後の頑張り、40分ほど登り返せば目的地の五色ヶ原です。

五色ヶ原へ登り返す


五色ヶ原の一角に飛び出すと、あとは木道伝いに山荘を目指します。



五色ヶ原山荘へ


あたり一面のお花畑、今日一日の余韻を楽しみながら歩きます。

五色ヶ原のお花畑1


時期的には花のピークは過ぎてしまったようで、華やかさはありませんが、それでも十分目を楽しませてくれました。

五色ヶ原のお花畑2


13:30、今日の行動時間5:15で山荘に到着です、お疲れ様!

受付を済ますと2階3号室に案内されました。 6畳部屋に先客が3人、皆さんザックを置いて散歩にいかれたようです。
風呂の時間を確認すると、お客さんの集まり具合にもよるが、恐らく15:00頃からかなとの回答、散歩にするかビールにするか一瞬迷いましたが、後者の誘惑に勝てるはずも無く、ロング缶を購入しました。

小屋前のテーブルで既に宴会中のお二人に声を掛け、仲間に入れていただきました。
聞けば千葉県多古町から来られているとのこと、地元の話や山談議で盛り上がり、ビールも追加購入です。

宴会も一段落、部屋に戻ると皆さんお揃いで、結局6人、一人1畳は確保できたようです。

"風呂の準備が出来ました、男性から先にご利用下さい"との館内放送があり、浴場に突進、一番風呂に入ることが出来ました。徳澤ロッジの浴槽と同じくらいの大きさで、足を伸ばしてお湯に浸かることが出来、まさに天国でした。もちろん石鹸・シャンプーはNGですが、さっぱりすることが出来ました。このあと男女交互に5・6回転していたようです。

鳶山と山荘


夕飯は5:00から2回戦でした。山小屋の楽しみは何と言っても食事、五色ヶ原山荘の夕飯はエビフライがメインと聞いていましたが、今日はトンカツでした。カツが冷たいと不満を口にする方もいましたが、ドラ吉には十分美味しい食事でした。但し、味噌汁が薄すぎるのはいただけなかったかな。

五色ヶ原山荘の夕飯


明日の天気予報はズバリ『晴れ』、楽しい一日になりそうです。




今日の花図鑑


ウサギギク
ウサギギク

ヨツバシオガマ
ヨツバシオガマ

コイワカガミ
コイワカガミ

イワギキョウ
イワギキョウ

ミヤマアキノキリンソウ
ミヤマアキノキリンソウ

ミソガワソウ
ミソガワソウ

エゾシオガマ
エゾシオガマ

コバイケイソウ
コバイケイソウ

タカネヤハズハハコ
タカネヤハズハハコ

アオノツガザクラ
アオノツガザクラ

ハクサンフウロ
ハクサンフウロ

タテヤマリンドウ
タテヤマリンドウ

ミヤマダイモンジソウ
ミヤマダイモンジソウ

イワツメクサ
イワツメクサ

ミヤマキンポウゲ
ミヤマキンポウゲ

シナノキンバイ
シナノキンバイ

ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ

チングルマ
チングルマ1

チングルマ
チングルマ2

ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ

クルマユリ
クルマユリ

トウヤクリンドウ
トウヤクリンドウ

タカネスミレ
タカネスミレ

タカネシオガマ
タカネシオガマ

イブキジャコウソウ
イブキジャコウソウ

イワイチョウ
イワイチョウ

ハクサンコザクラ
ハクサンコザクラ
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横浜生まれで現在は柏の住民です。
野球はドラゴンズ、サッカーはレイソルを熱烈に応援しています。
妻のポチと楽しく山を歩いています。

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