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秋の尾瀬、鳩待通りから尾瀬沼へ(2010.10.2-3)

燧ケ岳が見える

紅葉シーズンで人気の尾瀬は大混雑、尾瀬ヶ原の木道も渋滞続き・・・。

そこで今回はBAKUさんの企画で、鳩待峠からアヤメ平富士見峠を経由して、白尾山・皿伏山の山頂を踏んで尾瀬沼南岸に下りるという、静かなコースを歩きましたが、予想以上にハードな山旅となりました。








一日目(鳩待峠→アヤメ平→富士見峠→白尾山→皿伏山→三平下→尾瀬沼野営場)




2010.10.2(土)

<同行者>   BAKUさん・HIBARIさん

<行程>    鳩待峠(8:00)→横田代(9:15-9:23)→アヤメ平(10:02-10:10)→富士見小屋(10:28-10:35)→白尾山(11:48)→皿伏山(13:38-13:45)→大清水平(14:30-14-35)→南岸分岐(14:53)→三平下(15:17-15:25)→尾瀬沼野営場(15:45)


尾瀬の秋を満喫したいけど、混雑はちょっとね、ということで今回はBAKUさんがスペシャルなルートを企画してくださいました。

入山口が鳩待峠で、下山口が大清水となるので、大清水に7:00集合、私の車をデポしてBAKUさんの車で戸倉の駐車場に向かいます。

紅葉シーズンで大清水も第一駐車場は既に満車、第二駐車場に車を入れて出発です。

鳩待峠は大勢の登山者プラス観光客で大賑わいです。

鳩待山荘と公衆トイレの間に鳩待通りの登山口があります。


大清水駐車場  鳩待通り登山口

鳩待峠に立つのは今回で5回目ですが、こんなに至仏山がくっきり見えるのは初めてで、スタート前から大感激です。

至仏山

歩き始めて間もなく、真新しい木道が現れました。木の香がプンプンする「新鮮な」木道です。

東電や行政の保全活動に感謝、感謝です。

コースタイム通りの1:15で横田代に到着しました。広々とした傾斜湿原で草紅葉が見事です。

新しい木道  横田代到着

振返ると至仏山がでっかく聳えています。

振返ると至仏山

本日二番目の湿原、アヤメ平です。広大な湿原の奥に日光連山が見えています。

アヤメ平の奥に日光連山

青空のもと尾瀬のシンボル、燧ケ岳も輝いてみえます。

昭和30年代のハイキングブームで沢山のハイカーが押し寄せて踏み荒らされてしまったそうで、昭和44年から
回復作業が続いているそうです。既に40年以上経っていますが、木道のすぐ脇にも写真のような「失われた湿原」があり、一度失った自然を再生するのに、どれだけの年月が必要か、改めて考えさせられました。

燧ケ岳が見える  湿原の回復作業

富士見小屋に着く直前に富士見田代があります。「燧ケ岳と沼」が素敵な絵になります。

富士見田代

富士見小屋の庭先にヤナギランの群落がありました。綿毛になった意外な姿にビックリしてしまいました。

ヤナギランの綿毛

富士見峠からマイクロウェーブの中継基地までの林道歩きが終わると、白尾山(2003m)を目指して本格的な登山となります。ほとんどすれ違う人もいない「静かな尾瀬」を味わうことが出来ます。

山頂から皿伏山までは最低鞍部まで一旦250m近く急降下します。登山道は水で削られ深堀され、苔むした岩がゴロゴロして滑りやすく、神経を使ういやらしい道です。背中の重荷の影響もあり、かなり体力を消耗しました。

ツタの紅葉を楽しみながら登り返すと皿伏山(1917m)の山頂に至ります。

山頂は樹林帯の中にあり、展望は全くありません。皿伏山はその名の通り、皿を伏せたような平らな山で、山頂は広くとても火山とは思えませんが、景鶴山やアヤメ平と同様に粘度の低い溶岩によって形成された盾状火山です。

皿伏山からの下山道はなだらかな歩き易い道です。 尾瀬沼南岸に突き当たる直前に今日一番の静かな湿原「大清水平」が出現します。

木道も痛みが激しく、「忘れ去られた」静かな湿原です。


ツタの紅葉  大清水平

鳩待峠から6:50、テント装備のデカザックを背負ってかなり疲れましたが、ようやく尾瀬沼に到達することが出来ました。


尾瀬沼

15:45、行動時間7:45でやっと尾瀬沼ヒュッテに到着、予約済のの野営場の手続きを済ませます。

野営場はデッキ造りのモダンなテン場で、一つ一つのサイトとても広く、一つのデッキに二張設営することが出来ました。

尾瀬沼ヒュッテ  テン場




二日目(野営場→三平峠→大清水)


2010.10.3(日)

<行程>   野営場(7:03)→三平下(7:23-7:28)→三平峠(7:48-7:58)→市ノ瀬休憩所(8:50-8:56)→大清水(9:52)


天気の崩れが心配されましたが、お陰様で何とか日中は雨の心配はないとの天気予報、気分を良くして早朝の散歩に出ました。大江湿原に向かう木道を少し行くと、朝もやの中に三本落葉松を見ることが出来ました。

尾瀬沼も煙っていました。

朝の散歩1  朝の散歩2

7:00大清水に向けて下山を開始しました。

尾瀬沼に別れを告げて、三平峠を目指します。

朝の尾瀬沼

今年の四月、残雪期に訪れた三平峠と比べてみてください。

三平峠  四月の三平峠

紅葉を愛でながら歩き易い登山道を下ります。四月、スノーシューで歩いた道を思い出しながらの下山です。

出発当初は曇っていたのに、気が付けばいつの間にか、秋の空が大きく広がっていました。

尾瀬の新しい姿を見つけた、静かな、そしてとても楽しい二日間でした。


ウルシの紅葉  秋の空が広がる
  











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コメント

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No title

こんばんわ、hじめまして^^

今年の春から尾瀬に行きたいと切望していますが、行けていない者です(笑
その理由の最たるものはやっぱり混雑でしょうか。

雄大で素晴らしい風景はのんびりゆっくり見たいものですね。

あと宿泊施設が完全予約制というのもなんだかなぁ・・・という感じです。
私は天候によってスケジュールを結構変えたりするもので^^;

こんにちは

londonerさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

確かに混雑、イヤですね。 
連休の一日前に有休を取って、人様より早く入山するとか工夫しています。

山小屋の混雑も苦手で、基本は幕営です。
今シーズンも山中で11泊しましたが、すべて幕営でした。
テントを担げるうちはこのスタイルを続けたい、と思っています。懐にも優しいですし。

私も天気による日程変更はしょっちゅうです。雨の山行は楽しくないですから。

是非またお立ち寄り下さい。
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Author:kdorakichi
横浜生まれで現在は柏の住民です。
野球はドラゴンズ、サッカーはレイソルを熱烈に応援しています。
妻のポチと楽しく山を歩いています。

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